え~久々にまともな記事ですね。
本日は長ったるい記事になるかと思います。
お題目は、AAP01のマルイのグロックマガジン対応化です。
①マルイとの比較
②AAP01のロット差に関して←超重要!
③内部パーツの比較
④実際の加工
以上四本立てで行きます。茶でも啜りながらユックリとご覧下さい。
①比較
アクションアーミーのAAP01-アサシンちゃん。
個体差で、そのままマルイのマガジンが使えたりもしますが、スライドストップの掛が悪かったり、圧漏れが・・・と言う現象が起きたります。
先ずはマルイグロックマガジンとの差を確認しましょう。
マガジンと言うより、ガスルートパッキンの形状が違います。
左がマルイ、右がAAP
マルイはラウンドしていますね? AAPはフラットです。
そのままマルイのマガジンをAAPで使うとガスルートパッキンの天辺がシリンダーを押さえつけ、閉鎖不良等、動作が悪くなります。
じゃーパッキン真っすぐにカットすればよくね?
やりましたよ・・・
カッターで作業したらくちゃくちゃw
そりゃーもう使い物にならなくなりました。
ガスルートパッキン地味に高いのよ? 本当にバカですねコレは・・・
要点は2つ
①ガスルートパッキンの形状が違う
②シリンダーの形状も微妙に違う
OKy?
AAP01純正のマガジンにマルイのガスルートパッキンはそのまま入ります。
②ロット差に関して。
どうやらAAP01には既にロット差がある様です。(憶測も含まれますので、ご容赦を)
自分のAAPを加工し、常連さんのAAPも同様の加工を依頼され分解時に気が付きました。
常連さんのAAPはパーツリスト上存在するはずのパーツが付いていない。多分新しいロットには付いていないと思われます。(憶測)
パーツの確認
上記写真65番のパーツが、私のAAPには存在します。
常連さんのAAPのパーツリストも同じ様に記載はされているとの事。
上記パーツが新ロットでは存在しないかもです。
小さな樹脂パーツです。
新ロットだと・・・
確認方法は簡単です、スライドを引き、シリンダーを前進させ、指で押さえて確認して下さい。
新ロットでは樹脂パーツは存在せず、ブリーチがそのまま見えます。
上記の削り加工をした部分は、ブリーチ本体です。
つまり、新ロットになると加工が難しいという事です。
樹脂パーツは棒ヤスリ等でも加工出来ますが、ブリーチ本体の加工になると難易度が上がります。
リューターと超鋼ビット持ってないと厳しいかと思われます。
③内部パーツ比較
グロック18CのシリンダーとAAPのシリンダー比較ですね。
見ての通りです。どちらが・・・って書かなくても分かりますね?
大分形状が違うでしょう?
干渉する部分はそんなに多くはありません。
④作業
内容を一行で纏めると・・・
グロック18Cのシリンダーを入れる。
以上です。
文字で書くと大変簡単そうに見えますね?
当然そうはいきません、削ったり削ったり削ったり凄く削ります。
では、シリンダー周りまでたどり着く・・・
リアサイトの集光サイトを抜きます。
前からツンツンすれば簡単に抜けます。
ヘックスボルトを外します。
以上で、スライド(ボルト)部分が分離します。
とれたーよ。
お次、機関部を取り外します。
上記写真の+ネジ2本を外します。
シリンダーリターンスプリングを押さえているパーツですね。
シリンダーが抜けました・・・
18Cのシリンダー比較を改めて
AAPの後端はフラットです、18Cの後端は色々出っ張りがあります。
ついでに成形バリもありますw
両方を比較しつつ、慎重に削っていきます。
削るポイントは
上記の写真で赤に塗った部分。
削る、仮組を繰り返して、スルスル動く様に削る。
ポイントは純正シリンダーと同じ位の深度?になる様に調整する事です。
マルイシリンダーの方が少々長いです。
短くしないと給弾と同時に弾ポロが発生します。
所謂ノズル長過ぎ!!
前期ロット
上記パーツがかなり動きを阻害します。削りましょう
新ロットの場合は・・・
金属加工になります。
ブリーチ自体を削って調整します。
マルイのシリンダー周りで必要な物。
G18Cパーツリストで・・・
18C-8
18C-9
18C-10
18C-11
18C-12
です。
先程3丁目を加工しました。
慣れてきましたね・・・最初は半日作業だったのが1時間かからず終わりました。
慣れって怖いですね。
AAP-01アサシンを持っている方、御相談、加工依頼承ります。
まぁ気が向いたら作業というやる気の無い人間なので、お電話にてご確認の上、定型文。
では、今週もダラダラ営業しておりますが、ご来店の際はお電話にてご確認の上ご来店いただきます様宜しくお願い致します。