どうも、何が何だかわからん屋の永川です。
本日は・・・
FNX-45の塗装&チョイチョイ相談の来るCBR250Rのメーター修理。
FNX-45のフレーム側
いつもの事ですけど・・・何か色がね・・・
サクッと分解。分解方法を聞いてくる方がおられますが・・・
「パーツリストを見て下さい。」の一言です。
色々外した状態。
セーフティの赤墨入れはマスキングをして塗装します。
いや、アレですよ、純正色がTANカラーと言うよりか蕎麦屋のカレー。
どうにも気に食わないので、カラーチェンジです。取り合えず、スライド側を塗装。
うーん・・・まぁまぁの出来ですかねぇ。
今回の塗料は、マジョーラです。
変幻色?
見る角度で結構色が変わります。
フレーム側もさくっと塗装。
組みあがり。
ん~締りの有る色になったと思いませんか?
銃だと色の変化が分かりにくいです(と言うよりか、写真で表現するのが難しい色)
小物だとハッキリ色の変化が楽しめます。
愛用のライター塗りました。
まだまだ調整中の色ですが、銃塗りてぇ!!という相談がありましたらお気軽にご相談下さい。
CBR250R・・・このブログへ記載するのは初めてかな?
タクト君のブログから検索して、相談される方が多いですね。
依頼内容はアレですよアレ!
CBR250Rの持病=メーターLED切れ。
依頼主の方は北海道在住、LED打ち替え出来るバイク屋さんが無いのかな?
そりゃコッチも一緒か・・・交換では無く、修理が出来る技術屋さんが減りましたよね。
大手に持って行くと「交換して下さい」「アッセンブリ」になりますだぁ?
100歩譲って走行距離を同じにしてくれるなら良いですよ?
新品ですから<<0km>>になります。
走行距離不明の怪しいバイクになっちまうじゃねーか。思い入れも、価値も0kmですか?
そもそも、ニュートラルランプがT5なんだからバックライトもT5でええやん!!!
っと申し訳ありません、何時もの毒が出ました。
はい、気を取り直して修理内容ですね~
メーターユニット(針等)を取り外した状態で送って頂きました。
コレな・・・タクト君の記事にはココから先の分解方法が記載されていないとの事ですので、詳細を。
裏側を見てみましょう・・・
カプラーの近くに英語で、剥がすな保証しねーぞシール、がありますので容赦無く捲ります。
+#2のタッピングネジがありますので、取り外します。
これで黒い樹脂のカバーが外れます。
まだLEDにはアクセスできません。
LCDディスプレイの爪を曲げて・・・
↓コレね。
+#2で回せるタッピングネジを外します。
↓計4本。
LCDディスプレイと白い樹脂ケースが分離します。
はい!ココで材料の紹介。
秋月電子で売ってるLED
リンク貼っておきます。
10個入り。4回ミスれます!?
使用する工具。
ステーション半田コテ。
温度を1度単位でコントロール。静電対策もバッチリ!ヘッド交換が秒で完了。
一度使うと普通のコテ使えなくなります。
温度管理を機械に任せるので下手糞に(使用者の技術レベルが下がります)なります。
楽なんですよ・・・立ち上がりも早いし、チップ品焼かないし・・・
ガス式半田(ハイパワーなヤツ)でLED焼いてる人いたなぁ~そうねぇ、例えるなら電子レンジでゆで卵ですね。
脱線しました、コテの先っぽ。
針です。チップ相手にするならばこの位細くないとブリッジします。
自分で修理する!!と言う方にアドバイス。
外す時も半田を盛って下さい。
外したいパーツの半田面に、追加で半田を盛る事により外しやすくなります。
まぁ・・・この手の事やってる人には言わなくても経験でご存じでしょう?
焼けたチップLED達。
今回は全滅です。
基盤側
実装面をキレイにする時も、一度キレイな半田を盛ってあげるとキレイに取れますよ~。
半田吸い取り器で、盛った半田を吸い取ります。
キレイに取れなければ、半田を盛る⇒吸い取るを繰り返して下さい。
機械修理初心者の方は、半田が取れないからといって、コテをグリグリ当て基盤を焼いてしまう方が大変多いです。
*半田付けの心得、貴方は「産業ロボット」です。
素早く、正確に・・・OKy?
チップ品を再実装する時は実装面に残っている半田が少ない方が良いです。
理由は簡単、パーツが浮きます。
理由は簡単、パーツが浮きます。
新品LEDとの比較写真。
まぁ・・・見れば分かりますよね? 内部黒焦げ(変色)
では、再実装開始。
このLEDはキリカギが有る方がカソード(-)です。
ドンドン付けていきますよ~
「私は産業ロボット」
コツ・・・
片側を軽く半田付け、指で押さえて位置調整、基盤に密着させる。
ええ、指熱いですよ、耐えて下さい。
25年もやっていれば指の皮も厚くなります。
写真で見ると自分の半田付けがマダマダだなぁ・・・と実感しますね。
上の写真の下側に写っている黒いシマシマ。
コレがLCDへの端子です。半田カス、金属片が付いたりするとLCDがバグ表示になり悲しい事になりますので注意して下さい。
え~CBR250Rのメーター修理をご依頼なお方は、お気軽にシューティングレンジ・ローグビレッジまで・・・
料金体系は気分次第。
暇な時は安い、忙しい時は高いです。
シューティングレンジ日数減らしてバイク屋やろうかな・・・
まぁ多分一か月位で飽きるんでしょうけど。
では、本日もマッタリ営業する予定です。
ねみぃ